※この記事は、2025年6月30日発売のジャンプ31号掲載『ワンピース』1153話「ロキ誕生」の内容を含みます。
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【前回(1152話)までのあらすじ】
1152話では、ルフィとイム・神の騎士団との戦闘前にエルバフの過去の真相についてロキが語ります。シャンクス・ギャバンが遭遇したハロルド王の最期の瞬間や、不穏な悪魔の実の影が描かれました。そして、ハロルド王若かりし頃の話として109年前の空白の歴史に触れていきます。
【1153話のあらすじ】
最新1153話「ロキ誕生」は、エルバフ王ハラルドの若かりし頃から展開。
- 子供時代、ドリー&ブロギーと仲良く育つが、人間のことは「チビ人形」として馬鹿にしていた。
- ある町にいた巨人族の女性イーダを救出し、初めて人への“敬意”と“謙虚さ”を学び、エルバフの年長者に反発されながらも、外交への興味を抱くように
- イーダとの間にハイルディンが生まれ、正妻エストリッダとの間に生まれたロキが誕生。ロキの不気味な見た目からエストリッダが冥界へロキを捨てる
- ”呪いの王子”ロキは赤子ながら冥界から陽界へよじ登る。そしてエルバフを襲う不幸はロキの呪いと呼ばれる・・・
【見どころポイント】
① ハラルドの“イーダ救出”による転機
”クズ”だった王子が、イーダと出会い他者への共感と成長を得る。その転機は物語を大きく動かす示唆でした。
② ロキと兄ハイルディンの明暗
異母兄弟ながら、兄は愛され王子、ロキは忌み子。宿命と出生の差異が描く悲痛な対比は重く胸に響きます。
③ “呪い”として始まるロキの物語
ロキの“目”は通常とは違い黒く、なにか意味がありそうです。 このロキの誕生がやがて巨人たちの未来を左右する存在に——そんな展開がにおいます。
【感想・まとめ】
1153話「ロキ誕生」は、エルバフ編の核心、呪われた王子の哀しみと強さの起点を描いた名作回でした。母からも民からも拒絶され、生まれた瞬間から孤独を背負うその姿には、胸が締め付けられます。
1153話は“過去と未来を繋ぐ衝撃の過去回想”。ルフィたちの旅がどう絡んでいくのか、エルバフ篇は一気に核心を突き始めました。
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