本日よりキングダムも週刊にてネタバレ感想・考察ブログを書いていきます。
※本記事は『キングダム』843話(巨大法治国家)のネタバレ感想・考察です。騰の引退示唆と、韓国統治に向けた政治的ビジョンに注目して深掘りします。
✔ 前回(842話)の振り返り
842話「業の重さ」では、秦軍が韓王都・新鄭を無血開城し、騰(トウ)が寧姫に寄り添うシーンが描かれました。
寧姫は無血開城したことで、韓の民から恨まれることを自覚し、責任を果たそうと自ら城壁から身を投げようとするも、騰が間一髪で救出。
騰は、寧姫は民を裏切ったのではなく”救った”こと、そして今後民を導くために生きてほしい、自分が一生支えることを伝えます。
✔ あらすじ(ざっくりまとめ・ネタバレあり)
843話では、新たな統治が本格始動。
韓王都・新鄭を制圧後、騰(トウ)や信たちは使節団が来るまで待機中。その間に今後王族の処遇について話し合います。将軍である騰は降伏した韓の王族を処刑しない方針です。
そんな中昌平君、李斯率いる使節団が到着。韓の王族についてギリギリまで議論した結果、秦王により「韓の王族の血脈は断絶させない」という決定が下されました。
そして李斯は韓の王族へ"法の下に平等である国を作ること"、"それに向け協力してほしい"旨を伝えます。
その後、本格的に韓の領土の統治がはじまり、多少混乱はありましたが、秦と韓の協力の鎮めることとなりました。
最期に騰が昌平君へ「伝えたいことがある」と言ったところで今回は終わります
✔ 注目シーン・名セリフ
李斯の"法の下に平等である国を作ること"を伝えるシーン
ただ侵略し、王を殺し、民は奴隷にするのではなく、理想の国を作るために協力してほしいと敗戦国の韓に伝えるシーンは、秦の中華統一への本気度がしっかり伝わってきましたね!!
最期の騰の意味深なシーン。。。
842話で寧姫を支えると言ったシーンから、将軍を退き、韓の領地で文官転向するのではないかと予想できます。
騰の政治家としての新たな一歩が見えますね!!
✔ 感想・考察ポイント
今回はなんといっても李斯の説得!!
従来の武力支配とは異なり、法と制度で安定を図る姿勢は、秦国の理想の国への本気度が伺えます。
また、騰が戦場から文官へと転向する可能性を示唆しており、六代将軍の地位を誰が引き継ぐのかも今後見ものですね!!
✔ 次回予想
文官転向を決意した騰は、昌平君・李斯らと共に韓の法制度を整備へ。
信や羌瘣が現場を担う形で、新たな世代へのバトンタッチが期待。
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是非是非読んでみてください!!


