※この記事は、2025年6月11日発売の週刊少年マガジン掲載『ブルーロック』306話「HELLO」の内容を含みます。
【前回(305話)までのあらすじ】
305話「✖ 23(x23)」では、U-20日本代表に選ばれた23選手に エゴが「14日間の特別課題」 を課す訓練回でした。
バチラは子どもに教える、國上は格闘技、シドウはスカイダイビング、リンや玲王らも各々の“限界突破”に挑むなど、全員がU‑20W杯へ向けて進化する内容でした
【今話(306話)のあらすじ】
306話「HELLO」では、U-20の選考に落選した天才・凪誠士郎の視点に再度フォーカス。
落選以降、ぼーっと学校に通う日々。
学校帰り、自転車に乗っていた彼は、「あの熱い俺にまた遭いたい」と思い自転車をこぎます。
いつの間にかBlue Lock施設の門前に来ていました。もう一度チャンスが欲しいとドアをたたきますが無反応。
そこで、凪は誰かが来るまでドアの前でキャンプをし始めます。
無反応が続くBlue Lock施設の前で、"生き残り組"からエゴに繋げてもらおうと、親友の玲王に連絡しますが、ブロックされていました。
それと同時に、アンリから「このままだと不法侵入で警察を呼ぶ。」
「もうあなたは部外者」と突き放されてしまいます。
これに怒り狂う凪。思いっきりスマホを蹴り壊します。
そこに「ハロー天才」とJFU会長ブラッタが現れます。
【見どころポイント】
① “HELLO”が意味するのは再起か、闇落ちか
タイトルを見たとき、
再びブルーロックにチャレンジしたいと思う熱い気持ちを持つ自分自身をみつけた「HELLO」
だと思いきや、最後のブラッタの誘惑に近い発言。
再び挑もうとする凪に悪魔のささやきがふりかかったシーンでしたね。
② 玲王との“絶縁”、”決別”
凪をブロックする玲王の行動には、「依存との決別」があると思います。
玲王は個人で強くなっていき、今後凪もどういう形であれ個人で強くなっていくんだともいます。
③ 会長の“悪魔のオファー”が波乱の幕開け
ブラッタは従前、天才でありスター性のある凪も落選について、エゴに追求していました。
今回ブラッタから凪へのアプローチは、ただの”救済”ではない“誘惑”のようなものになると思われます。
凪がどのように変化・進化するのか、今後の物語を左右するキーになりまそうですね!!
【感想・まとめ】
306話「HELLO」は、凪誠士郎が“孤独”の淵から自らを奮起させる劇的なエピソードでした。
普段クールな凪が門前で怒り拳でドアを殴る姿は象徴的で、会長の悪魔のささやきの余韻が強烈に残ります。
次回で凪の選択が物語を根底から揺るがす予感がひしひしと伝わってきます。
306話は“脱・依存”と“新たなる決意”――凪誠士郎の成長劇の始まり。
次章に向けて、全ページ見逃せません!
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是非是非読んでみてください!!