※この記事は、2025年7月14日発売の『週刊少年ジャンプ』33号掲載、第203話の内容を含みます。
【前回(#202)のふりかえり】
【今回(#203)のあらすじ】
修学旅行での清水寺観光の続きを描いた本話。大喜や匡、雛たちと賑やかに回る中、菖蒲は高砂との関係に一区切りをつける決意を固めます。
高砂はそれに気づき、自ら別れを切り出します。菖蒲は「これから理想とする素敵な恋を作れるはず」とし、二人は円満に別れを迎えました。
その夜、女生徒部屋では恋バナモードに突入。菖蒲は「描く絵が違った」と報告笑。
一方、話題は雛と春人に。雛は春人について「いじりやすい先輩」と思われているだけ、と答えますが、鞄の中には春人からお土産としてお願いされていた「お守り」がありました。
【見どころ&感想】
① 円満な“別れ”の強さ
高砂が菖蒲の気持ちを尊重し、言われる前に自ら”別れ”を選んだのは、とても印象深かったです。
② “ジグソーパズル”比喩で心情を可視化
感情=パズルのピースとし、二人のピース(感情)が嚙み合わなかった、お互い素敵な恋愛をしようと伝える表現が読者にもすっと伝わってきます。
③ 菖蒲と匡の距離、女子トークでの菖蒲の複雑な感情
菖蒲と高砂の別れ話の後、菖蒲にたまたま居合わせた匡が別れたことを知り、密かに喜びます。その姿は普段クールな匡とは違い、ほほを赤めて喜んでおり、その姿がかわいらしいです笑。
また、恋バナが飛び交う女子部屋で、匡の話題になると、周りの女子を匡から敬遠させるような表現をしているのは、菖蒲の照れ隠しが見えました。今後この二人の距離が急接近するのが楽しみです!!
【まとめ】
第203話は、菖蒲が自分の“ピース”を拾い直し、自らの軸を取り戻す重要なエピソード。高砂との関係を終えることで、次は匡と本格的に向き合うフェーズへと進む予感が漂います。
次号の女子部屋トーク、そして匡との恋の進展、そして雛の春人への本当の気持ち……どうなるのか目が離せません!
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是非是非読んでみてください!!


