mitsuの漫画時間

仕事の合間に漫画レビュー記事書いています。たまにゲームや野球、競馬についても書きます。

【漫画レビュー】アオアシ

どもども

 

mitsuのさぼり時間です。

 

最近割合的にスポーツ漫画についてが多いですが、今回もスポーツ漫画です。すいません笑

 

今回は漫画「アオアシ」について書いていきます。

 

自分でいうのもなんですが、僕はこの漫画1巻発売した段階から読んでる自称古参です笑

 

漫画「アオアシ」について

小林有吾 先生によるサッカー漫画で、「週刊スピリッツ」にて2015年より連載中です。(既巻37巻)

 

舞台はJリーグのユースサッカー(高校年代)で、プロを目指す高校生たちの成長と挑戦を描いた作品となります。

本作は、リアリティのあるユースチームの環境や選手たちの心境、試合描写と、個性豊かなキャラクターたちの成長や織りなすドラマが読み応え抜群です。

特にサッカーを知らない人でも楽しめる、奥深い人間ドラマが魅力です。

 

 

 

 

アオアシ」の物語

主人公の青井葦人(あおい あしと)は愛媛の中学生サッカー少年。地元の中学校でフォワードとしてプレーしていた彼は、才能を持ちながらも自己中心的なスタイルが原因でチームメイトや敵チームとぶつかることが多い少年です。

そんな葦人は、ある日運命的Jリーグユースチーム「東京シティ・エスペリオン」(以下、エスペリオン)の監督・福田達也(ふくだ たつや)と出会います。

福田はかつてエスぺリオンとスペインで活躍した経歴をもつスター選手。福田は葦人の潜在能力を見抜き、エスペリオンのセレクションに「世界へ連れていってやる」と誘います。

葦人は地元から離れた厳しいユースの環境で多くの挫折を味わいながらも、チームメイトやライバルと切磋琢磨し、自身の能力を高め可能性を広げていき、エスペリオンユースの主力メンバーとして成長していく物語です

 

 

アオアシ」を読んでみた感想

この漫画は、設定がいままでにないサッカーマン!!

従来のサッカー漫画として:

・主人公は攻撃的なポジション(FWやトップ下など)

・舞台が高校サッカー。全国大会優勝を目指す

といった設定が多いですよね。

 

この漫画、まず舞台がJリーグのユースと特殊

なので、出てくるキャラ全員の目標が「みんなで優勝」ではなく「プロになる」。あくまで個人。プロになるためにどうするかがメインで描かれています。

そして、主人公がディフェンダー(左サイドバック)!!

(すこしネタバレになりますが、主人公はディフェンダーに転向させられます。)

 

葦人がディフェンダーとしての役割を理解し、成長していく過程はとても感動的で、視野を広げることの大切さを学びました。

また、キャラたちがみんな個性的だけどリアルで、僕の周りにも似たような人がいるなーと思いました笑。

それも一つ読者を引き込む要因になっていると感じました。

 

 

僕が読んでみて感じた「アオアシ」の魅力は以下です!

 

① 設定が特殊!

上述した通り、従来のサッカー漫画とは異なり、設定がユースかつ主人公がDFと特殊です。

また、主人公の潜在能力がパワーやスピードといった身体能力ではなく「視野」というのも、いままでと違うところだなと思います。

いままで読者の子供たちは攻撃的ポジションに憧れをもっていましたが、この漫画をきっかけに、守備的ポジションにも興味を持つ選手が増え、日本サッカーがより成長すればいいですね!

 

② 試合シーンがリアルで詳細的!

試合シーンが非常に詳細に描かれており、戦術や個人技はもちろん、チーム全体の動きが詳細に描写されています。

また、試合の戦術については、実際にその戦術を活用したプロチームや監督の話とかもさらっとしてくれます。僕は必ずと言っていいほど、読んだ後にYoutubeでそのチームのプレーを見ます笑。


③ 個性あふれるキャラクター達!

主人公の葦人だけでなく、個性豊かなチームメイトやライバルたちが魅力的です。一人一人が抱える葛藤や夢、そして目標を達成するための過程が各々描かれています、

各キャラの目標に向かって努力すること、仲間との関係、挫折と向き合う姿勢など、読んでいてい魅了されてしまいます!

 

 

結論!

サッカーが好きな人にとってはもちろんおすすめですが、サッカーに興味なくても今何かに挑戦している、挑戦しようと思っている人におすすめの作品です。

挫折や努力の先にある成功と喜びをこの漫画で体験し、ぜひみなさんも何かに挑戦してみてはいかがでしょうか!

 

ではでは。