落語をテーマにした漫画ってちょっと地味?なんて先入観は『あかね噺』を読めば一発で吹き飛びます!
落語×女子高生という異色の組み合わせが、こんなにもアツく、こんなにも泣けるとは思いませんでした。
笑いと感動、そして成長の物語をぜひ味わってください!
【作品情報】
- タイトル:あかね噺(あかねばなし)
- 原作:末永裕樹
- 作画:馬上鷹将
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- ジャンル:青春・落語・師弟・芸道モノ
- 連載開始:2022年
【あらすじ】
女子高生・桜咲朱音(さくらざき あかね)は、父親が夢見ていた「真打ち」の舞台を、自らの手で叶えようと決意する。
父の破門という悔しさを胸に、落語家として一から修行を始める彼女の前には、個性豊かな師匠やライバルたちが立ちはだかる。
伝統芸能・落語の世界で、少女はどう輝いていくのか——。
【魅力的なポイント】
■ 主人公・朱音の芯の強さ
女だから、若いから。そんな偏見の目を受けながらも、一歩一歩真打ちを目指して進む朱音の姿がまぶしい!
情熱の火を絶やさず努力する彼女に、読みながら自然と応援したくなります。
■ 落語を“見せる”演出力
落語という静的な芸を、マンガという媒体でここまで臨場感たっぷりに描けるのか!と驚かされます。
語りの強弱、間、表情の変化──漫画的演出の妙が光ります。
■ 師弟関係や人間ドラマが濃い!
父を破門にした型破りな師匠・阿良川一生との出会い、同期や先輩との競い合いなど、青春群像劇としての魅力も満点。
一人一人のキャラがしっかり立っていて、ストーリーに深みを加えています。
■ 落語入門にもぴったり
物語の中で、実在する演目や用語の解説もしっかり入っており、落語を知らない人でも安心して読める作りになっています。
読みながら自然と知識も身につくのが嬉しいポイントです。
【どんな人におすすめ?】
- 努力や成長物語が好きな人
- 落語や日本文化に少しでも興味がある人
- 女性主人公の熱い青春譚が読みたい人
【まとめ】
『あかね噺』は、ただの落語漫画ではありません。
父の夢を継ぎ、自分の信念を貫く少女の熱い青春物語です。
読めば落語の魅力に惹かれ、朱音の成長をもっと見たくなること間違いなし!「ジャンプらしくない」と思って敬遠していた人こそ、ぜひ一読してほしい一作です。
【あわせて読みたい関連記事】