どもども
mitsuのさぼり時間です。
やっと12月も中盤にさしかかってきました。
人によっては来週・再来週あたりから有給取って長期休みにはいるのか。。最高!!
今回は漫画「君と宇宙を歩くために」について書いていきます。
漫画「君と宇宙を歩くために」について
作者:泥ノ田犬彦 先生による、青春漫画で、マンガ配信サイト「&Sofa(アンドソファ)」に連載されております。
既刊3巻と新しい漫画ですが、なんとこの作品「マンガ大賞2024」と「『このマンガがすごい!2025』オトコ編1位」を受賞した、現在最も注目されている漫画です!!
この漫画は「普通」とは何かというテーマで描かれています。
学校生活やバイトに馴染めないとヤンキーと、発達障害を抱える転校生という、性格・見た目は間反対だけど、「皆の"普通"が、自分には"難しい"」という共通点を持つ二人の友情と成長の様子を描いている作品です。
「君と宇宙を歩くために」の物語
小林大和(こばやし やまと)は勉強やバイトを長続きできない見た目金髪の不良高校生。
ある日、彼が通う高校に転校生がやってきます。転校生の宇野啓介(うの けいすけ)は、普通の生活を送ることが難しく、大きな声での自己紹介や、独り言、びっしりと書かれたメモ等、独特な行動をとったりします。
ある日、小林が怪しいバイトに巻き込まれそうになったところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに二人の距離は急速に縮まります。
宇野の周りに適応するための工夫や努力を目の当たりにした小林は、自分自身の問題に向き合い始め、少しずつ変わろうとします。
二人が所属する天文部の活動を通じて、二人はともに成長していくとともに、周辺にも少なからず影響を与えていくという物語です。
「君と宇宙を歩くために」を読んでみた感想
この漫画を読んで、自分の生き方含め、色々と考えさせられました。
まず、漫画では「発達障害に対する理解」という社会問題を深く取り扱っています。僕自身ちゃんと考えてこなかった問題であり、読んでみて認識を改めさせられました。
また、もう一人の主人公の小林は、誰もが一度はあるであろう「自分を変えたい」という思いを持っており、すごく身近な感覚で読めました。
読んでいてすごく悟られましたね。。。「自分も変わらなくちゃ」って思いましたね。。。グータラやってたらダメだな。。笑
僕が読んでみて感じた「君と宇宙を歩くために」の魅力は以下です!
① 「普通」とは何かというテーマ
このテーマってなかなか取りあつかいが難しいと思いますが、この漫画では柔らかく・そして具体的に書かれています。
主人公の一人である宇野は「普通のこと」ができず迷っているとき、「宇宙でふわふわしている」感覚といい、何をその時すべきかメモをとって忘れないようにする、メモはテザー(宇宙での命綱)だといいます。
この表現は不思議だけど、すごいしっくりきましたね。。
宇野の行動に影響され、小林が一つ一つできることをし自分なりに「普通」に適応していく姿はすごく共感できました。
② キャラクターの心情がリアル
小林の心情がリアルすぎるんですよね。。
最初は宇野に対し「普通じゃない」と思っていましたが、過ごしていくうちにその違いを受け入れ認識が変わっていく過程がすごく現実的に描かれています。宇野の「Todoリスト」の工夫をみて、スゲーと素直に感心するところは小林の人としての成長が見れて感動しちゃいます。
あと、ミスした時の「なんで?」って聞かれるシーン、
自分が悪いとわかってるけど、何でって聞かれても知らねえよ!って気持ち、めちゃリアル!!
めちゃくちゃ共感しました!
色々と心情がリアルで、読んでいて自分と重なる瞬間が多々ありましたね!
③ 小林君と宇野君の友情が最高。。
宇野が天文部に入部する際、「友達」だから一緒に入部してほしいって頼んでもいいよ。と言うシーンは小林の人柄が出てるなと思ったし、
宇野も、小林と一緒に勉強する場面で、周りの音がうるさくて疲れてしまうけど、「友達」と一緒に過ごす時間が楽しくて無理してるとわかった時はぐっときましたね。
相思相愛すぎだろって思いました。笑
結論!
この作品はただの高校生の「友情」が描かれているだけではなく、
今からでも何か自分を変えるきっかけ、「勇気」をくれる作品だなと思いました。
まだ3巻しか出てないですし、誰とか関係なく、今から多くの人に読んでいただきたい一冊です!!