※この記事は漫画「アオのハコ」239話のネタバレを含みます。
238話のおさらい
前回の238話では、大喜と晴人の「栄明同校対決」が白熱!
「どうせ1位は遊佐」という外野の声に苛立っていた晴人でしたが、雛の言葉を思い出し、自分の怒りを肯定して見事に吹っ切れました。互いに影響を与え合いながらバドミントンを楽しむ二人の姿と、それを見つめる遊佐柊仁の姿が印象的な回でしたね。
アオのハコ 239話(最新話)「仲間」ネタバレ感想
①少しリードされる晴人と、兵藤先輩の登場
239話は、引き続き大喜と晴人の試合を見つめる遊佐柊仁の視点からスタートします。
試合は先輩である大喜が少しリードしている状況。そこに、栄明OBである兵藤先輩が現れ、柊仁に対して「弟の応援か?」とやや茶化すように話しかけてきます。
そこで兵藤から、晴人がなぜ兄と同じ佐知川ではなく栄明に進学したのか、その本当の理由が語られます。
「お前(柊仁)に勝てるくらい強くなるために、違う刺激が必要だと感じていた」
兄を倒すために、あえて兄のいない環境を選び、大喜たちとの厳しい練習に飛び込んだ晴人の覚悟が伝わってきます。
②遊佐兄弟の過去!圧倒的センスと食らいつく弟
ここから、遊佐兄弟の幼少期の回想へと入ります。
柊仁が小学2年生、晴人が小学1年生の頃、初めてバドミントン教室に行った日のこと。柊仁は初心者にも関わらず、初日からすでに圧倒的なセンスを見せつけます。それを見た晴人も「俺もやる!」と負けじとラケットを握ります。
しかし、柊仁の才能は規格外でした。同い年の子たちをすぐに圧倒し、あっという間に上級生のコースへ。周囲の子供たちは「レベルが違いすぎる」と次々に柊仁から離れていってしまいます。237話で五百崎が言った「天才は孤独」という言葉通り、柊仁は幼い頃からその才能ゆえに孤立しがちだったのです。
③ずっと相手をしてくれたのは晴人だった
周りがどんどん離れていく中、柊仁のバドミントンに対する熱は冷めるどころか、ますます熱中していきます。
中学に上がっても周囲が彼を避ける中、たった一人、絶対に挫けずに何度も何度も挑んできたのが弟の晴人でした。
柊仁は回想の中で、晴人が自分とは違っていつも険しい顔をしてプレーしていることに気づいていました。しかし同時に、その険しい顔の裏に「絶対に強くなりたい」という強烈な意志があることも、柊仁には痛いほど伝わっていたのです。
④「一緒に強くなる仲間だった」柊仁の素顔
回想が終わり、現実の試合会場。
柊仁は隣にいる兵藤に対し、弟・晴人への想いを静かに、しかしはっきりと口にします。
「晴人は、一緒に強くなる仲間だった」
バドミントン以外に無頓着で、「孤独な天才」だと思われていた柊仁。しかし彼の中には、幼い頃からずっと自分の前に立ち塞がり(挑み続け)、自分を退屈させなかった弟への確かなリスペクトと兄弟の絆がありました。この言葉が出た瞬間、思わず目頭が熱くなりました…!
アオのハコ 240話のネタバレ考察
①大喜vs晴人、いよいよ決着へ!
兄の想いが明かされたことで、晴人への感情移入がさらに止まらなくなりましたね!リードしている大喜に対し、晴人がどう食らいつくのか。勝敗がどちらに転んでもおかしくない熱い決着が240話で描かれるでしょう。
②遊佐柊仁のプレースタイルに変化は?
「孤独」ではなく「共に強くなる仲間(弟)」がいたことを自覚している柊仁。大喜や晴人との直接対決が実現したとき、これまでの冷徹なプレーとは違う、感情を剥き出しにした熱いバドミントンを見せてくれるかもしれません。
まとめ
- 大喜が少しリードする展開の中、兵藤が遊佐柊仁に話しかける
- 晴人が栄明に来た理由は「兄を倒すための違う刺激」を求めたから
- 遊佐兄弟の過去回想。小2で圧倒的センスを見せた柊仁から周囲は離れていった
- 唯一、何度負けても食らいついてきたのが弟の晴人だった
- 柊仁にとって晴人は「孤独を埋める存在」ではなく「一緒に強くなる仲間」だった
239話は、遊佐柊仁というキャラクターの深みと、遊佐兄弟の絆に涙腺が崩壊する神回でした!
大喜と晴人の試合の行方、そしてこの想いを胸に秘めた柊仁が今後どんな試合を見せるのか。次回の240話も全力で追いかけていきましょう!